カメラに取り付けて使用する木製ショルダーストックです。
ほとんどのカメラについている三脚取り付け用穴に取り付けて使用します。
針葉樹材をハンドメイドにて削り出しオイル仕上げを施した上でワックスにて仕上げました。
クイックシューでカメラに取り付けますので、ワンタッチで取り付け取り外しができます。
一眼レフの使用を前提に作りましたが、ミラーレス一眼やコンパクトカメラでもお使いになることができます。
●写真はなぜブレるのか?
夕方や夜、室内などあまり明るくない場所で手ブレに悩んでいる方は少なくないでしょう。
これは撮影に必要な光が少ないことからカメラがシャッターを開けている時間が長くなることにより起きる現象で、こういうシーンで通常ぶれない写真を撮るには三脚でしっかりとカメラを固定する必要があります。
ただ旅行のスナップなどでは大掛かりな三脚を据えて写真を撮るのは難しいことと思います。
●しっかりカメラをホールドすることで劇的に手ブレを防止
この肩当ストックは、カメラを肩にがっちり当てることにより揺動を抑え、カメラをしっかりホールドできるようになるので、1/15秒といった長いシャッター速度も常用シャッター速度とすることができるようになります(標準ズーム使用時)。
具体的にどういうシーンで活躍するか、以下にご紹介します。
●室内や夕方など暗いシーン
こういうシーンでフラッシュなしで撮影するのはなかなか難しく、感度をよほど上げて設定しないとブレてしまいます。
特に結婚式やお子様の発表会などでは光量が少ない上に、ズームを望遠で使うことが多いためかなり厳しい条件です。
こういうシーンは失敗が許されないことが多いかと思います。
この肩当ストックはこういったシーンで絶大な威力を発揮します。
●望遠レンズを使用している時
135mm以上の望遠レンズを使用しているときはちょっとの動きでもシビアに手ブレとなって表れてしまいます。
また大きく重い望遠レンズは取り回しが大変で、構図に集中するのが難しくなります。
この肩当ストックはそういうシーンでもカメラを安定して保持し、撮影に集中し手ブレを防ぐことができます。
●動きを表現する動感撮影
写真で動きを表現する手法として動感(どうかん)撮影というものがあります。
これは、動きのない部分はシャープに写り、動きのあるものはその軌跡がブレとなって写る技法で、被写体ブレを意識的に用いた表現です。
これはブラしたいものがブレるギリギリのシャッター速度で撮影しますので、かなりシャッター速度がシビアになり、通常の手持ちでは画面すべてが手ぶれによりボケてしまいやすいのですが、カメラストックで安定させることで背景はしっかりとシャープに写し、動きだけをダイナミックに表現できます。
●商品撮影などマクロ撮影をする時
ごく至近距離のものを撮影するマクロ撮影は、実は望遠と同じく手ブレを起こしやすいのです。
肩当ストックでしっかりカメラを保持することで、有効に手ブレを防止し、構図に集中してよい写真が撮りやすくなります。
●両手と肩の 3点でカメラをしっかりホールド
この肩当ストックは、カメラを肩にがっちり当てることにより揺動を抑え、カメラをしっかりホールドできるようになるので、1/15秒といった長いシャッター速度も常用シャッター速度とすることができるようになります(標準ズーム防振レンズ使用時)。
三脚を持ち運べない旅行先での夕景や室内など、光量の少ないシーンでも手ブレを抑えピントの芯がある写真が撮影できます。
一眼レフを始めたばかりで手ブレに悩む方に、旅行写真を撮る方に、報道写真を撮る方にぜひ使っていただきたいアイテムです。
●望遠レンズにも最適
・1点式スリングとの併用がお勧めです
カメラが体の真正面に横向きに来るため、取り回しが非常に快適になります。
さらに重量級の超望遠レンズを使用している場合でも、たすき掛けで背中で荷重を支えるため、重い機材を携行する際の疲労を大幅に軽減できます。
カメラ用木製ショルダーストックを使用した撮影例