製品紹介

防災キャビネット 頑丈でライフラインを確保!地震で身を守る盾にもなります!

防災の備えに本当に必要なものは何でしょうか。
水や食料、衣類や非常用の機材など全部集めたらかなりの量になってしまいます。
そこで、「自宅避難」という考え方で防災の備えを見つめなおした結果、何をおいてもライフラインを確保することが最も必要だという結論にたどり着きました。
それは、「水・火・電気」です。
災害ではこれらが絶たれた生活が突然やって来ます。
被災者への本格支援が始まるのは約3日後、それまでは自力で生きていかなければなりません。
そういった状況に普段から対応できるようなことを考えて作った「防災キャビネット」です。
これの開発に当たっては単なる収納の設計だけでなく、災害に備えるため普段のくらしをどのようにしていくのがよいか、その中で防災ボックスがどのように役に立てるかということを考えました。
【紹介動画はこちらです】
●ライフラインの「水・火・電気」を確保
水は2ℓペットボトルを12本下段に収納できます。
一人当たり1日に必要な量は2ℓとされておりますので、4人家族なら3日分です。
火はカセットコンロと鍋とカセットガス8本を中段に収納できます。
上記の一日2リットルの水をお湯にできることを基準に計算すると一人当たり一日約0.5本ですので、4人家族なら約4日分です。
電気は上段にポータブル電源を収納するように考えており、そのために必要な配線孔・放熱孔および電源の固定(縛着)に使う穴を側面に設けています。
192000mAhのポータブル電源の場合スマートフォン(3000mAh相当)を約38回充電できますので、家族4人の場合各1日1回充電するとして約9日分です。
●カバーは地震の揺れから生き残る盾
正面のカバーはワンタッチで取り外して長さ836×幅516mmの大盾として使えるようになっています。
地震では落下物だけでなく鋭利な破片などが飛散しますので、仮にヘルメットがあったとしても万全ではありません。
また落下物も上からだけとは限りません。
そんな時に厚み18㎜の無垢の木製の大盾があれば、生命を守ってくれるのではないか、木工屋として防災に貢献できるのはこういうことではないかと考えました。
そのため質量はそれなりにありますが、女性でも取り扱えるよう持ちやすいハンドルの形状にこだわりました(ストレッチグリップと同じ形状です)。
また盾は何か箱や台の上に置くことで簡易テーブルとしても使えます。
●普段使いのなかで暮らしになじむこと
いざという時しか役に立たないものが普段のくらしの中に居場所を見つけるのは大変です。
特に大型のキャビネットとなるとそれなりのスペースが必要になるので、普段も何かの役に立てることが重要です。
このキャビネットは高さが882㎜、天板寸法が516×364㎜ですので普段は天板に何かを置いたりスタンディングテーブル代わりとしてお役立てください。
また、水とガスと電気は普段から循環させて使うことが重要なので「ローリングストック」で普段から使っては消費した分を補充するようにしましょう。
ポータブル電源は普段は側面の配線孔から充電ケーブルを伸ばして天板でスマートフォンやタブレットの充電に使い、電源残量が40%を切ったらコンセントから充電するといった使い方がお勧めです。
●仕様
寸法:幅536×奥行364×高882㎜
※突出部を除く
上段:内寸 幅480×奥行310×高さ270㎜
中段:内寸 幅480×奥行310×高さ210㎜
下段:内寸 幅480×奥行310×高さ330㎜
※但し上段と下段はカバーの閉鎖機構のため奥行と高さの一部は20㎜程度少なくなります
材質:パイン集成材(厚み18㎜)
仕上:オイルフィニッシュ
※写真中に写っている防災用品その他撮影用の小物等は一切付属致しません
販売サイトで購入: